2014年12月

イスラム国の公式広報誌『ダビク(DABIQ)』英語版 2014年 第6巻「ALQAIDA OF WAZIRSTAN」発刊 拘束中のヨルダン人戦闘機パイロットのインタビュー掲載


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DBQ006 『DABIQ』(ダビク) 英語版 第6号「AL QAIDAH OF WAZIRSTAN A TESTIMONY FROM WITHIN」(ワジルスタンのアルカイダ ~ とある内部証言)
※ダービク(又はダビク)とは、シリア北部の都市名であり、ここでイスラム教徒と異教徒の最終決戦が行われるとの言い伝えがある。
公開日:2014年12月30日

組織名:イスラム国(IS、ISIS、またはISIL)
発行元:ハヤート・メディア

先日、イスラム国の戦闘員によって拘束されたヨルダン人戦闘機パイロットのインタビューが掲載されている。
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インタビュー中、ヨルダン人パイロットは熱追尾式のミサイルを被弾して撃墜されたと証言している。

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【『ダビク』のバックナンバー紹介】
DBQ001 『DABIQ』(ダビク) 英語版 第1号「The Return of Khilafa」(カリフ制の復活)
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DBQ002 
『DABIQ』(ダビク) 英語版 第2号「The Flood」(洪水)
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DBQ003 
『DABIQ』(ダビク) 英語版 第3号「A Call to Hijrah」(移住の呼びかけ)
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資料ナンバー:DBQ004
資料名:『ダビク』(※DABIQ、報道機関によっては『ダービク』の表記も) 英語版 第4号 「十字軍の挫折」(the Failed Crusade)
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資料ナンバー:DBQ005
資料名:『ダビク』(※DABIQ、報道機関によっては『ダービク』の表記も) 英語版 第5号 「存続し拡大する」(REMAINING AND EXPANDING)
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イスラム国がイラン製無人機「シャヒーン」を撃墜し回収した機体の映像を公開


動画ナンバー:122
題名: اسقاط طائرة شاهين الإيرانية
日本語訳:『イラン製無人機「シャヒーン」を撃墜』
公開日:2014年12月29日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS、又はISIL)
情報源:ディヤラ県広報部(イスラム国傘下)
 
【動画の内容】
イラン製の無人機「シャヒーン」をイスラム国の戦闘員が撃墜したとしており、回収した機体の動画を公開している。動画の冒頭では機体の性能などを解説している。後半では、機体番号がイランでの軍事パレードで公開された機体のそれと一致していることを強調している。対イスラム国の軍事作戦には、アメリカを中心とする有志連合だけでなく、イランも深くコミットしていることが伺える。

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イスラム国が有志国連合軍機を撃墜しヨルダン人のパイロットを拘束

2014年12月24日現在、アラビア語のSNS上では、イスラム国の戦闘員が撃墜した有志国軍機のヨルダン人パイロットを拘束したとする画像が流布している。
撃墜時の画像はないため墜落の可能性もあるが、当該被拘束者の身分証明書がアップされており、拘束情報の信憑性は高い。写真には、イスラム国のラッカ県広報部のロゴが付されている。

写真下部のテキストの和訳は以下のとおりである。

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「ミサイルで撃墜した戦闘機のヨルダン人パイロットのムアーズ中尉を拘束」

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「戦闘機を撃墜し背教者のヨルダン人パイロットを拘束した直後の写真」

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「背教者のヨルダン人パイロット拘束後、アラーに感謝するイスラム国戦闘員」

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「ヨルダン人パイロットの将校ムアーズ・ユーセフ・カサーシベをイスラム国の獅子が拘束」

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「イスラム国の戦闘員が拘束したヨルダン人パイロットの軍用IDカード」
※氏名はモアズ・ユセフ・アルカサシベと記載されている。

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「イスラム国の獅子たちが撃墜した有志国連合軍機の残骸」

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「イスラム国の獅子たちが撃墜した有志国連合軍機の残骸」

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「イスラム国の獅子たちが撃墜した有志国連合軍機の残骸」

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「背教者のヨルダン人パイロットの装備品一式」

拘束されたヨルダン人パイロットの装備品1
「背教者のヨルダン人パイロットの装備品一式」


以下は、拘束されたパイロットと同一人物とみられるヨルダン人のFacebook投稿写真
ヨルダン人パイロットがイスラム国により拘束

↓ヨルダンのアブドラ国王とともに写っている写真も含まれている。(左側一番目)
ヨルダンのアブドラ国王と拘束されたパイロット(最も左側)

アサド政権軍機の空爆を誘導する装置を市街でばらまいていたスパイ イスラム国により拘束され犯行を自供 車上で磔にされ引き回された後に斬首される

12月14日付本ブログ記事「シリア政府軍機により空爆の標的とされる場所にアサド政権のスパイが赤外線放射器をばらまき」 で、記事の末尾に空爆を誘導するための装置をアレッポ県でばらまく男の画像をアップしたが、関連動画が公表された。



動画ナンバー:121
題名: عبرة لكل معتبر
日本語訳:『すべての者たちへの教訓』
公開日:2014年12月19日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS、又はISIL)
情報源:アレッポ県広報部(イスラム国傘下)
 
【動画の内容】
アサド政権の軍機による攻撃の目標を定めるため、空爆を誘導する装置を街中でばらまいていたスパイの男が、犯行を自供し、装置ばらまきの様子を再現する。最後に十字架に磔にされたままトラックで街中を引き回され、公衆の面前で斬首により処刑される。 

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イスラム国のチュニジア人戦闘員たちのメッセージ 野党有力政治家シュクリ・ベルイードを殺害したのは自分たちだと公言

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動画ナンバー:120
題名: رسالـة إلـى أهـل تـونـس
日本語訳:『チュニジア国民へのメッセージ』
公開日:2014年12月18日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS、又はISIL)
情報源:イウティサーム・メディア(イスラム国傘下)
 
【動画の内容】
イスラム国のチュニジア人戦闘員が、チュニジア国民に向けメッセージ。その中で、動画の最後に登場する「アブ・ムカーティル」と名乗る男が、2013年にチュニジアで暗殺された世俗系野党の有力政治家・シュクリ・ベルイードとムハンマド・ブラヒミについて、「我々が殺した」と宣言しており、アラビア語圏のメディアの注目を集めている。 

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かつてチェチェン人鎮圧の協力をロシアに申し出た独裁者サダム・フセインの旧大統領宮殿があるティクリートから、イスラム国のチェチェン人戦闘員のメッセージ

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動画ナンバー:119
題名:رسالة عبد الحليم الشيشاني (حفظه الله 
日本語訳:『アブドルハリーム・シシャーニからのメッセージ(彼にアラーのご加護あれ)』
公開日:2014年12月18日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS、又はISIL)
情報源:サラハディン県広報部(イスラム国傘下)
 
【動画の内容】
冒頭、ロシアによるチェチェンでの苛烈なイスラム教徒弾圧の歴史を紹介したのち、チェチェン出身のイスラム国戦闘員アブドルハリーム・シシャーニのインタビューに移る。かつてイラクの独裁者サダムフセインは、チェチェンのイスラム教徒鎮圧のためならイラク共和国警護隊を派遣するとロシア人に申し出たことがあった。そして今、チェチェンから馳せ参じたイスラム国のジハード戦士たちが、サダムフセインの出身地ティクリートにある旧大統領宮殿の庭園を制圧し闊歩していると高らかに宣言する。
 
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シドニー立てこもり事件 事件発生直後の段階で判明したこと

オーストラリアのシドニー中心部で、武装した男がカフェ店に押し入り、客らを人質にして立てこもった事件は、警察の突入で終局を迎えた。

当ブログの管理人は、事件発生直後で容疑者に関する情報が乏しかった段階で、とある報道機関の関係者からの照会に対し、「容疑者はイスラム教シーア派の可能性がある」と指摘した。理由は以下の容疑者の画像である。
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容疑者のバンダナにはアラビア語で、「ラッバイカ・ヤー・ムハンマド」と書かれているのが判読できる。これは、「(預言者)ムハンマドよ、仰せのままに」といった意味で、イスラム教の預言者ムハンマドと第4代正統カリフのアリーの血筋を特別視するシーア派が好んで使う文言である。

一方で、容疑者がカフェに持ち込んだと見られる黒旗は、スンニ派のイスラム過激派が使用する旗であるが、「イスラム国」が用いる円形の「ムハンマドの印章」がデザインされた※黒旗とは異なるものであった。このように、容疑者の行動には、主義・信条の一貫性が欠如していることから、おそらく思い込みの激しい単独犯ではないか、とも指摘した。
(※イスラム過激派の黒旗の由来については、東大の池内准教授のコラムが詳しい)

その後の続報で、容疑者は単独で犯行に及んでおり、シーア派の国家であるイランからの難民であったことが報じられ、容疑者はシーア派だったがスンニ派に改宗したなどと主張していたことが明らかになった。手前味噌ではあるが、照会への回答が妥当であったことに安堵している。結果として、イスラムに関する知識があれば、わずかな手がかりから有益な推測が可能であることを示すことができた。

製粉所から小麦粉を製パン工場に配給、さらに電信、電力、公共交通、清掃まで… 高い行政運営能力を誇る「イスラム国」


動画ナンバー:118
題名:هيئة خدمات العامة في ولاية الرقة
日本語訳:『ラッカ県における公共サービス局』
公開日:2014年12月14日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS、又はISIL)
情報源:ラッカ県広報部(イスラム国傘下)
 
【動画の内容】
ラッカ県における製粉所、電信局、電気局、交通局、清掃局の活動を責任者や職員たちが紹介し、イスラム国による適切な行政サービスの実施をアピールする。

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シリア政府軍機により空爆の標的とされる場所にアサド政権のスパイが赤外線放射器をばらまき

現在、アラビア語のSNSでは、次のような写真が流布している。

イスラム国を攻撃しているシリア政府軍の戦闘機によって、空爆の標的とされる場所には、9ボルトの電池が取り付けられた「シャリーハ(※プレートの意)」と呼ばれる赤外線放射器がばらまかれているとして、住民に対し注意を促している。

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↓空爆の標的とすべき所に赤外線放射器をばらまいていたことを自供した、シリア政府軍のスパイ「シャビーハ」のメンバー。この後処刑されたとしている。
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泳いで魚を捕り、自ら調理するイスラム国の戦闘員たち 未だ傍観し続けるイスラム教徒たちにジハードへの参加を呼びかけ


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動画ナンバー:117
題名:رسائل من الثغور 2
日本語訳:『辺境からのメッセージ2』
公開日:2014年12月13日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS、又はISIL)
情報源:キルクーク県広報部(イスラム国傘下)
 
【動画の内容】
イラク北部キルクーク県のイスラム国戦闘員たちからイスラム教徒へのメッセージ。未だイスラム国に参加しようとせず、状況を傍観しているイスラム教徒たちに、イスラム国とともにジハードへ参加するよう呼びかける。冒頭、日常の料理や魚捕りの様子を撮影した映像が印象的である。

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イラク北部キルクーク県でイスラム国の戦闘員がクルド人部隊「ペシュメルガ」と戦闘中、無人偵察機を撃墜し回収


動画ナンバー:116
題名:إسقاط طائرة استطلاع مسيرة
日本語訳:『遠隔操作の偵察機を撃墜』
公開日:2014年12月11日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS、又はISIL)
情報源:キルクーク県広報部(イスラム国傘下)
 
【動画の内容】 
イスラム国の戦闘員たちがイラク北部キルクーク県において、クルド人治安部隊「ペシュメルガ」との戦闘の最中、撃墜した無人偵察機を奪取する。イスラム国側の戦闘員が無人機を回収した後に塹壕を移動する際、敵側が何とか無人機を離陸させようと操作したためか、無人機が反応を示す様子がうかがえる。

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アラビア半島のアルカイダ(AQAP) 米国人人質のルーク・サマーズ氏の死亡に関する声明 交渉に応じようとせず特殊部隊による救出作戦を強行したオバマ政権を非難



動画ナンバー:115(関連動画 101
題名:رسالة إلى الشعب الأمريكي بشأن مقتل الرهينة الأمريكي في اليمن
日本語訳:『イエメンにおけるアメリカ人人質の殺害についてアメリカ国民へのメッセージ』
公開日:2014年12月11日
組織名:アラビア半島のアルカイダ(AQAP)
情報源:マラーヒム・メディア
 
【動画の内容】 
アラビア半島のアルカイダ(AQAP)のスポークスマンであるナスル・ビン・アリ・アーネシ師(Nasr bin Ali Al-Anesi)によるアラビア語の声明(英語字幕付)。12月4日に公開した動画では、米国人人質ルーク・サマーズ氏を解放するための要求の履行に3日間の猶予を与えたにも拘わらず、オバマ大統領率いる米当局が軍事手段による人質の救出作戦を強行した事を批判。サマーズ氏の死亡だけでなく、交渉により解放に向かいつつあった南アフリカ人の人質の殺害も米当局の責任だと非難する。AQAP側の要求は、拘束されているメンバーのオマル・アブドルラフマン師の釈放や、『ミセス・アルカイダ』の異名を持つカリスマ的女性イスラム主義者アーフィヤ・シッディーキ(Afia Sidiqi)を始めとする、他の拘禁者の安否に関する情報だったことを示唆している。

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シーア派主体のイラク政府軍がスンニ派の都市ファルージャの居住区を砲撃 市民が虐殺されたと訴える地元住民たち

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動画ナンバー:114
題名:تغطية لمجزرة حي الجولان
日本語訳:『ジュラーン地区での虐殺を取材』
公開日:2014年12月11日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)
情報源:ファルージャ県広報部(イスラム国傘下)

【動画の内容】
12月9日撮影。イスラム教シーア派主体のイラク政府軍と有志国連合軍による攻撃で、ファルージャのジュラーン地区で民間人多数が死亡したと住民が訴える。
 


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イスラム国 シリア東部「ユーフラテス県」で男性同性愛者をイスラム法に従い処刑 高所から落としたのち投石で殺害

12月10日、イスラム国が支配するシリア東部「ユーフラテス県」の広報部門が、男性同性愛者を処刑したとする写真5枚をSNS上で公開した。イスラム教の聖典コーランでは、同性愛は「預言者ロトの民が犯した罪」として、明示的に禁止されている。


以下、12月10日付AFP=時事配信記事を引用

イスラム国、「同性愛者」を屋上から落とし投石で殺害
AFP=時事 12月10日(水)16時28分配信

【AFP=時事】イラクとシリアで活動するイスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」は9日、同性愛者とされる男性を建物の屋上から落とした上で、投石により殺害する場面を写したとみられる写真を、インターネット上で公開した。

 イスラム国は、写真に添えられた声明で「ウィラヤット・フラー(Wilayet al-Furat)のイスラム法廷は、同性愛行為におよんだ男について、街の最も高い場所から投げ落とし、さらに投石によって死刑に処すべきと決定した」と述べている。

「ウィラヤット・フラー」が指すのは、シリア・イラクの国境にまたがる地域で、シリア側からユーフラテス川(Euphrates)がイラクに流れ込んでいるアブカマル(Albu Kamal)─カイム(Al-Qaim)間の国境検問所付近が含まれる。

 写真の1枚は、同性愛者とされる男性1人が、イスラム国の戦闘員2人に建物から投げ落とされている場面で、場所はシリアとイラクのどちらとも特定されていない。次の写真には地面に倒れた男性が写っている。

 イスラム国は11月にもシリアで、同性愛者だとの理由で男性2人を投石により殺害している。【翻訳編集】 AFPBB News

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※下部字幕「イスラム教徒に向けて刑の執行について宣言」

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※下部字幕「刑の執行直前」
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※下部字幕「刑の執行」

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※下部字幕「刑の執行」

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下部字幕「刑の執行」

イスラム国がシリア東部デリゾール周辺で支配地域を拡大 軍用空港の目前まで迫る

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動画ナンバー:113
題名:الأماكن التي سيطرت عليها الدولة الإسلامية
日本語訳:『イスラム国の支配地域』
公開日:2014年12月10日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)
情報源:カイル県広報部(イスラム国傘下)

【動画の内容】
 シリア東部デリゾール県(※イスラム国は「カイル県」と独自に呼称)で攻勢に出ている。近辺のジャフラなどの村を制圧し、軍用空港のフェンスにまで迫っている。

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2015年5月12日追記
デリゾール県での戦場レポート動画
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イスラム国の宗教警察「ヒスバ」が、イラクのニナワ県で住民に礼拝を行うよう指導 礼拝時間には商店も閉鎖



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動画ナンバー:112
題名:جانب من نشاطات الحسبة في الحث على الصلاة
日本語訳:『ヒスバ(※宗教警察)による礼拝促進活動の一端を紹介』
公開日:2014年12月10日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)
情報源:ニナワ県広報部(イスラム国傘下)

【動画の内容】
イスラム国の宗教警察「ヒスバ」の隊員が、イスラム教の午後の礼拝を行うよう住民を指導し、当該時間帯は商店を閉鎖させる。




イスラム国の宗教警察「ヒスバ」 シリア北部アレッポ県での活動ぶりを紹介



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動画ナンバー:111
題名:رجال الحسبة 1 
日本語訳:『ヒスバ(※宗教警察)の男たち』
公開日:2014年12月10日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)
情報源:ラッカ県広報部(イスラム国傘下)

【動画の内容】 
シリア北部アレッポ県のテル・アブヤドにおける宗教警察「ヒスバ」の活動振りを紹介するレポート。タバコの取締り、押収と廃棄。ビニル袋に詰められた麻薬の摘発。ラッカではアルコール飲料のほか覚せい剤を押収。呪術関連の書類も取締りの対象。消費期限の切れた食品及び飲料の廃棄も行う。

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シリア北部トルコとの国境地帯コバニでの戦闘 無人偵察機を利用した自爆攻撃地点の紹介も




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動画ナンバー:110
題名:سير المعارك في عين_الإسلام 
日本語訳:『アイン・イスラム(※コバニ)での戦闘の推移』
公開日:2014年12月10日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)
情報源:アレッポ県広報部(イスラム国傘下)

【動画の内容】 
シリア北部のトルコとの国境沿いの都市コバニ(別名アイン・アルアラブ、イスラム国はアイン・イスラムと呼称)では、イスラム国とクルド人武装勢力との戦闘が続いている。イスラム国の戦闘員による戦いの様子と、無人偵察機を使って「殉教攻撃」が行われた3つの地点の紹介を伝える。SEやBGMがなく、報道用の素材としては利用価値が高いと見られる。






イスラム国のプロモーション映像 ドイツ語の歌詞によるオリジナル曲

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動画ナンバー:109
題名:Our State is Victorious
日本語訳:『我らの国が勝利する』
公開日:2014年12月10日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)
情報源:ハヤート・メディア(イスラム国傘下)

【動画の内容】
イスラム国を称えるドイツ語の歌詞の曲とイメージ映像(英語字幕付き)
 



リビアのイスラム過激派組織「アンサール・シャリーア」が最新鋭の対戦車ミサイルを装備 リビア軍を退役したハフタル元将官派の戦車を破壊



動画ナンバー:108
題名:صيادوا الدبابات يقومون بتدمير دبابة تابعة لجند الطاغوت حفتر بمحور 204 دبابات
日本語訳:『悪魔の手下ハフタルが率いる204戦車部隊の戦車を破壊』
公開日:2014年12月8日
組織名:アンサール・シャリーア(リビア)
情報源:ラアヤ・メディア

【動画の内容】 
アンサール・シャリーアの戦闘員がリビア東部のベンガジで、最新鋭の対戦車ミサイルを用いてリビア軍を退役したハフタル元将官派の戦車を破壊する。現代のイスラム過激派組織は、高度な武器を装備していることが伺える。

カダフィ政権崩壊後のリビアでは、ジハード主義組織「アンサール・シャリーア」などを始めとするイスラム主義勢力と、世俗派のハフタル元将官を支持する勢力の間で、国家を二分する激しい衝突が続いている。ハフタル元将官派は隣国エジプトの支援を受けて、ムスリム同胞団を始めとするリビアのイスラム主義勢力の駆逐を目指している。

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アラビア半島のアルカイダのスポークスマン アーナシ師が欧米人記者の質問に答える「記者会見」の試み



動画ナンバー:107
題名:المؤتمر الصحفي الدولي الأول مع الشيخ : نصر بن علي الآنسي
日本語訳:『ナスル・ビン・アリ・アーナシ師との第一回海外メディア記者会見』
公開日:2014年12月8日
組織名:アラビア半島のアルカイダ(AQAP)
情報源:マラーヒム・メディア
【動画の内容】 
アラビア半島のアルカイダ幹部であるナスル・ビン・アリ・アーナシ師が、複数の欧米人記者らから寄せられた質問に答える。なお、安全の確保を理由として、記者との直接のやりとりではなく、事前に聴取した質問に応える形式となっている。やりとりの中で、イエメンのイスラム教シーア派勢力「ホウシ派」が、アメリカの情報機関に協力していると主張する。

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イスラム国のカナダ人戦闘員からカナダ国民へのメッセージ


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動画ナンバー:106
題名:Message of the Mujahid 5
日本語訳:『ジハード戦士からのメッセージ 5』
公開日:2014年12月7日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL) 
情報源:イウティサーム・メディア(イスラム国傘下)
 
【動画の内容】 
アブアンワル・カナディと名乗るイスラム国のカナダ人戦闘員からカナダ国民に向けて、英語によるメッセージ(アラビア語字幕付)。イスラム国の打倒を目的とする有志国連合にカナダが参加したことを非難し、報復を警告する。オタワでのカナダ議会襲撃事件を引き合いに、市民を代表するカナダ政府がイスラム教徒に対する戦争を選んだ以上、カナダのイスラム教徒はカナダ市民への攻撃を行うか、イスラム国へ移住する以外の選択肢はないと力説する。イスラムの教えに目覚める前は、アイスホッケーとギターを愛好する普通のカナダ人の若者だったという。

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ジハード主義思想家の巨頭アブムハンマド・マクデシに対する反撃 かつてイスラム国の支持者を殺害したサウジアラビア人の改悛と恩赦をレポート

 

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 動画ナンバー:105
題名:والعافين عن الناس
日本語訳:『人々を許す者たち』
公開日:2014年12月7日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL) 
情報源:ラッカ県広報部(イスラム国傘下)
 
【動画の内容】  
かつてイスラム国と敵対していたサウジアラビア人の転向をレポート。ムハンマド・アブドルラッザーク・アブダッラと名乗るこの男は、かつてシリア反体制派「アハラール・シャーム」に参加し、シリア内戦で戦っていた。その後、アハラール・シャームとイスラム国の間で衝突が生じるようになると、著名なイスラム導師のアブムハンマド・マクデシの影響を受けるようになり、イスラム国を敵視し、イスラム国の支持者の殺害を行うに至る。

そして、イスラム国により拘束された後、刑務所でイスラム法(シャリーア)の専門家からマクデシの教えの誤りを諭されたほか、犠牲者の遺族への賠償の肩代わりまでしてもらったことに衝撃を受けて改悛し、イスラム国の熱烈な支持者となる。

アブムハンマド・マクデシは、アブカッターダ・フィラスティーニと並ぶジハード主義思想家の巨頭であり、これまで多くのイスラム教徒の青年をアフガン、イラク及びシリアでのジハードへ駆り立てたことで知られている。その一方で、独自にカリフ制国家の樹立を宣言したイスラム国に対して批判的な立場である。イスラム国による今回の宣伝動画は、マクデシに対する攻撃の意味合いが強く伺われる。(※ヨルダン治安当局が、それまで収監されていたマクデシを最近釈放したのも、イスラム国への牽制を行わせるためとの見方もある。)
 

イスラム国による安定した統治の秘訣 地元のスンニ派伝統部族との連絡調整事務所の活動を紹介


動画ナンバー:104
題名:جولة مكتب العلاقات العامة والعشائر
日本語訳:『部族関係事項担当事務所への訪問』
公開日:2014年12月6日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL) 
情報源:ユーフラテス県広報部(イスラム国傘下)
【動画の内容】  
イスラム国の支配を支えるイスラム教スンニ派伝統部族の長老、族長たちとの連絡調整を扱う事務所に関するレポート。外国人戦闘員の軍事力や旧バアス党員の行政運営力にばかり注目が集まりがちであるが、スンニ派住民の社会的支持基盤を確保するため、地元の伝統的部族に十分な配慮を払っていることが伺われる。

↓画像をクリックでオリジナル動画を視聴できます。
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アラビア半島のアルカイダ イエメンのバイダ県でホウシ派や政府軍を標的とした攻撃を実施




動画ナンバー:103
題名:من الميدان // عمليات متفرقة ضد الحوثيين - ولاية البيضاء
日本語訳:『戦場から ホウシー派に対する様々な作戦 バイダ県』
公開日:2014年12月5日
組織名:アラビア半島のアルカイダ(AQAP) 
情報源:マラーヒム・メディア
【動画の内容】  
イエメン北部のイスラム教シーア派勢力「ホウシー派」やイエメン政府軍の拠点に対するAOAPによる自爆攻撃等の軍事作戦に関するレポート

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