2015年02月

【イスラム国】既に焼殺されたヨルダン軍パイロット、ムアーズ・カサースベ氏を拘束した時の映像を初公開 焼殺刑を正当化する主張を戦闘員のインタビュー形式で展開

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動画ナンバー:147
和訳:ヨルダンへのメッセージ
公開日:2015年2月25日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)
情報元:イウティサーム・メディア(イスラム国傘下)
※動画の音声はアラビア語

【動画の内容】
イスラム国の戦闘員(詳細不明)と見られる人物が、イスラム国によって焼殺刑に処されたヨルダン軍パイロットの一件を総括する。イスラム国としての立場、ヨルダン側の反応、焼殺刑を行ったことの正当化、有志国連合軍による対イスラム国空爆作戦への非難、ヨルダン部族への訴え、ヨルダン政府当局への非難など

本動画中、これまでは静止画像のみが公開されていた、ヨルダン軍パイロットのムアーズ・カサースベ氏が拘束された時の状況が、極めて短時間ではあるが映像として公開されている。

イスラム国の広報動画「ヨルダンへのメッセージ」
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【イスラム国】 リビア首都トリポリの高級ホテル襲撃者からのメッセージ

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動画ナンバー:146 
題名:قوافل الإستشهاديين 1
和訳:殉教攻撃者のキャラバン1
公開日:2015年2月23日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)
情報元:トリポリタニア県広報部(イスラム国傘下)
※動画の音声はアラビア語

【動画の内容】
1月27日、リビア首都トリポリのコリンシアホテルをイスラム国戦闘員が襲撃する事件が発生したが、事前に撮影されたと見られる事件の実行者2人のメッセージ動画。トゥブルクを拠点とするリビアの世俗系勢力の政府等を非難するとともに、リビアのイスラム教徒たちにイスラム国への参加を促している。

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【イスラム国】 遠距離の標的に命中 スナイパーの高度な狙撃技術を誇示

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動画ナンバー:145 
題名:قناص ولاية الخير 
和訳:カイル県のスナイパー
公開日:2015年2月23日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)
情報元:カイル県広報部(イスラム国傘下)
※動画の音声はアラビア語

【動画の内容】
イスラム国カイル県広報部が公開した、イスラム国側のスナイパーによる遠距離射撃の様子を撮影した動画。ドラグノフ狙撃銃を用いて、物陰から僅かに頭部を覗かせたところを命中させており、高い狙撃技術を伺わせる。

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【イスラム国】 少年向け宗教学校 『ファルーク学院』での教育活動を紹介

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動画ナンバー:144
題名:معهد الفاروق للأشبال
和訳:若獅子のためのファルーク学院
公開日:2015年2月22日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)
情報元:ラッカ県広報部(イスラム国傘下)
※動画の音声はアラビア語

【動画の内容】
イスラム国が運営する少年向け宗教学校「ファルーク学院」での活動ぶりを紹介する広報動画
 
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【イスラム国】 クルド人部隊「ペシュメルガ」の捕虜の処刑を示唆する動画を公開

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動画ナンバー:143
題名:ويشف_صدور_قوم_مؤمنين
和訳:信徒たちの胸を癒せ
公開日:2015年2月22日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)
情報元:キルクーク県広報部(イスラム国傘下)
※動画の音声はクルド語(アラビア語字幕付き)

【動画の内容】
イスラム国が拘束した多数のクルド人治安部隊「ペシュメルガ」メンバーに関する動画。檻の中で拘束されているクルド人捕虜へのインタビュー、市中の引き回し、殺害直前を示唆する整列、捕虜らの人定事項など

なお、クルド人捕虜らが殺害された様子の映像は含まれておらず、 実際に殺害されたか否かは不明。
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【イスラム国】 米軍が駐留する基地に程近いバグダディを制圧 その際の戦闘の動画を公開

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動画ナンバー:142
題名:رسالة إلى إخواننا الموحدين 
和訳:唯一神信仰者の同胞へメッセージ
公開日:2015年2月21日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)
情報元:アンバール県広報部(イスラム国傘下)
※動画の音声はアラビア語

【動画の内容】
米軍兵士が駐留するアインアルアサド空軍基地に程近い、アンバール県の町バグダディをイスラム国が制圧したと先週報道されたが、バグダディ制圧の際の戦闘を撮影した動画がイスラム国から公開された。
イラク政府軍を殲滅し、大量の武器弾薬を戦利品として獲得した模様を公開している。

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【イスラム国】 スウェーデン人ジャーナリストが新たに行方不明 イスラム国によって拘束された可能性 ※追記あり

イスラム国の中枢であるシリアの都市ラッカから、反イスラム国の立場で情報発信を行っているツイッターアカウント「Abu Ibrahim Raqqawi-ラッカは沈黙の中で殺されている」は、21日付のツイートで、4日前にイスラム国の支配地域に入ったスウェーデン人ジャーナリストが消息を絶っており、イスラム国によって拘束されたと見られると伝えている。

  
قبل 14 ساعة

#Syria Swedish journalist try to enter Territory and he is missing form 4 days Believed to be arrested by

رابط دائم للصورة المُضمّنة

【イスラム国】 北アフリカの超領域遊牧民族 トゥアレグ人戦闘員から同胞へのメッセージ 

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動画ナンバー:141
題名:رسالة إلى إخواننا الموحدين 
和訳:唯一神信仰者の同胞へメッセージ
公開日:2015年1月23日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)
情報元:トリポリタニア県広報部(イスラム国傘下)

※動画の音声はトゥアレグ語、アラビア語字幕付き

【動画の内容】
イスラム国のトゥアレグ人戦闘員が、マリ、アルジェリア、リビアの広大な地域で暮らす遊牧民族トゥアレグ人の同胞たちに、イスラム国への参加を呼び掛ける動画。

なお、イスラム国は、リビアを歴史的な地理上の区分である北西部トリポリタニア、東部キレナイカ、南西部フェザーンに分け、それぞれを「県」としている。トゥアレグ語によるメッセージ動画の公開により、超領域民族であるトゥアレグ人への浸透を図り、北部アフリカ一帯に影響を及ぼす狙いがあるものと見られる。

イスラム国 リビア各県地図

トゥアレグ人はベルベル(アマジグ)系の遊牧民であり、アフリカ北部のサハラ砂漠やサヘル地帯の広大な領域(リビア南西部、ニジェール北部、アルジェリア南部、マリ北部及びブルキナファソ)を根拠地としている。トゥアレグ人の人口は、これら全領域で2~3百万人に上ると推計されている。リビアでは大半のトゥアレグ人が南部のフェザーン地方(特にガダメス、セブハ、ウバリ、ガートといったオアシス都市)を根拠地としている。

本動画の内容とは関係はないが、イスラム国がシリア・イラクにおいて独自に定めている行政区分について、関連の画像を以下掲載しておく。
イスラム国の地方行政区分

【イスラム国】 米CBS放送がバグダディ指導者の写真を公表

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CBSが報じたバグダディ・イスラム国指導者の写真


アメリカのCBSニュースは17日、イスラム国の指導者、アブバクル・バグダディの過去の写真を入手したと報じた。バグダディ指導者が2004年にキャンプ・ブカで収監されていた頃に、米軍によって撮影されたものとしている。

以下、参考までに2014年の7月にイスラム国が公開したバグダディ指導者の動画(日本語字幕付)

【イスラム国】 宣伝動画公開用のYouTubeアカウントの作成ボランティアを募集か

イスラム国は、宣伝動画をYouTubeにアップして公開することが多いが、YouTubeの管理者は、こうした動画を公開したアカウントに対し直ちに凍結・閉鎖措置をとるため、その都度アカウントを使い捨てにして、新たなアカウントを作成する必要がある。

このため、イスラム国は支持者に対し、新たな動画を公開する際に必要となる「使い捨てアカウント」の作成ボランティアを呼びかけている。例えば、こちらのテキスト(アラビア語)では、「使い捨てYouTube(Google)アカウント」を作成する際の注意事項(イスラム国側がアカウントを利用する際の便宜上、ログインの際に携帯電話番号の入力等を求められないように、セキュリティ設定を下げる)を呼びかけている。
 

【イスラム国】 イスラム国関係者が誤って殺害した犠牲者の遺族に対し、賠償金を支払うことで和解 部族の紐帯とイスラム法を尊重

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動画ナンバー:140
題名:إنما المؤمنون إخوة
和訳:信徒は同胞
公開日:2015年2月15日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)
情報元:ラッカ県広報部(イスラム国傘下)

※動画の音声はアラビア語のみ

【動画の内容】
イスラム国の関係者が誤って殺害してしまった犠牲者の遺族に対し、イスラム国側が賠償金を支払うことで和解し、 遺族側の部族とイスラム国関係者の食事会が催される。動画には、犠牲者の兄弟と息子が登場し、イスラム法に則った解決がなされたことについて部族関係者らに謝意を述べる。

イスラム国による統治を支える社会的基盤である地元部族への配慮がうかがわれる。

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【イスラム国】 フランスでの新聞社等連続襲撃事件を振り返りつつ、フランス語話者の戦闘員2人がメッセージ


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 動画ナンバー:139
題名:رسالة جديدة إلى فرنسا
和訳:フランスへのメッセージ
公開日:2015年2月14日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)
情報元:サラハディン県広報部(イスラム国傘下)

※動画の音声はフランス語 アラビア語字幕付き
【動画の内容】
冒頭、フランスでの新聞社等連続襲撃事件に関し、オランド大統領、サルコジ元大統領らの声明、事件の実行者らの発言を紹介した後、フランス語を話すイスラム国の戦闘員2人が登場し、フランスで暮らすイスラム教徒に対して不信心者との戦い又はイスラム国への移住を促す。



イスラム国の英語広報誌『ダビク(DABIQ)』最新号 第7巻「FROM HYPOCRISY TO APOSTASY - THE EXTINCTION OF THE GRAYZONE」発刊 巻頭で日本人人質殺害事件を特集

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『DABIQ』(ダビク) 英語版 第7号「FROM HYPOCRISY TO APOSTASY - THE EXTINCTION OF THE GRAYZONE」(偽善から背教へ グレーゾーンの消失)

※ダービク(又はダビク)とは、シリア北部の都市名であり、ここでイスラム教徒と異教徒の最終決戦が行われるとの言い伝えがある。
公開日:2015年2月12日

組織名:イスラム国(IS、ISIS、またはISIL)
発行元:ハヤート・メディア

ダウンロードは、こちらでも出来るが、リンクが切れる可能性もある。

巻頭で日本人人質殺害事件の特集記事を掲載している
(↓クリックして画像を拡大↓)

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記事中、次の一節が注目される
"
What begot him into “forgetting” that 
the Islamic State had two Japanese prisoners inside its jails awaiting the blunders of Japanese leadership?"

『イスラム国が2人の日本人を人質として拘束し、日本の指導層による失態を待ち構えているということを、なぜ(安倍総理は)「忘れて」しまったのか?』

今回の事件をめぐる、日本での議論や状況を、イスラム国側が良く把握していることをうかがわせる。

また、イスラム国により人質として拘束されている英国人ジャーナリスト、ジョン・キャントリー氏の連載記事も掲載されている。記事の中でキャントリー氏は、自分が登場するイスラム国の広報動画について、メディアの浅薄な報道ぶりに辟易している様子を伺わせるとともに、むしろ自分が殺されるのを期待しているのだろう、と皮肉る。また、キャントリー氏の解放のために懸命に活動している家族らに向けて感謝を示す一方、もうあきらめて自身の人生を大事にしてほしい、と呼びかける。その上で、拘束された人質のみならず、その家族にさえ何の手も差し伸べようとしないイギリス政府に対して激しい怒りをぶつけている。
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【『ダビク』のバックナンバー紹介】
DBQ001 『DABIQ』(ダビク) 英語版 第1号「The Return of Khilafa」(カリフ制の復活)
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DBQ002 
『DABIQ』(ダビク) 英語版 第2号「The Flood」(洪水)
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DBQ003 
『DABIQ』(ダビク) 英語版 第3号「A Call to Hijrah」(移住の呼びかけ)
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資料ナンバー:DBQ004
資料名:『ダビク』(※DABIQ、報道機関によっては『ダービク』の表記も) 英語版 第4号 「十字軍の挫折」(the Failed Crusade)
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資料ナンバー:DBQ005
資料名:『ダビク』(※DABIQ、報道機関によっては『ダービク』の表記も) 英語版 第5号 「存続し拡大する」(REMAINING AND EXPANDING)
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DBQ006 『DABIQ』(ダビク) 英語版 第6号「AL QAIDAH OF WAZIRSTAN A TESTIMONY FROM WITHIN」(ワジルスタンのアルカイダ ~ とある内部証言)
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先日、イスラム国の戦闘員によって殺害されたヨルダン人戦闘機パイロットのインタビューが掲載されている。

ジハード主義活動家のドイツ人元ラッパー、デニス・カスパート(別名アブタルハ・アルマーニ)がイスラム国のバグダディ指導者に忠誠を誓った際のドキュメンタリ調動画


動画ナンバー:138 
題名: أبو طلحة الألماني يبايع الدولة الإسلامية في العراق والشام
和訳:アブタルハ・アルマーニがイスラム国に忠誠を誓う
公開日:2014年4月11日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)

※動画の音声はドイツ語 英語字幕付き
【動画の内容】
ジハード主義活動家としてドイツ当局から追跡され、先日アメリカ当局からもテロリスト指定を受けたドイツ国籍の元ラッパー、 デニス・カスパート(アラブ名通称アブタルハ・アルマーニ)が、イスラム国のバグダディ指導者に対し忠誠を誓う様子を撮影した動画。2013年ごろからシリアでアサド政権部隊との戦闘に参加し、2014年の4月にイスラム国に参加したと見られている。

なお、一部報道で使用された下の動画は、このドイツ人元ラッパーがイスラム国に参加する以前に撮影されたもので、『イスラム国が製作したビデオ』ではない。動画の後半で、アルカイダのの故オサマ・ビンラディン前指導者を称える自作の歌を披露している。
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イスラム国 『人質』のイギリス人ジャーナリスト、ジョン・キャントリー氏がシリア北部の都市アレッポから現地レポート

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動画ナンバー:137
題名:From Inside Halab
和訳:アレッポ市内から
公開日:2015年2月9日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)
情報源:アルハヤート・メディア・センター(イスラム国傘下)
※動画の音声は英語 アラビア語字幕付き 


【動画の内容】

かつて、オレンジの囚人服を着せられて宣伝動画に登場し、殺害が示唆されながら、その後はあたかもイスラム国側のジャーナリストのように宣伝動画に登場するようになったイギリス人ジャーナリストの人質、ジョン・キャントリー(※カントリーとの表記も)氏の動画続編。

今回はシリア北部のアレッポからレポート。2年に及ぶ戦闘を経て、アレッポは大きな被害を受けたものの、イスラム国の支配地区では、農業、教育、イスラム法による裁判、広報などの分野において安定した施政が行われていると伝える。アサド政権の軍機や、アメリカ及び有志連合国軍の無人機による民間の居住区に対する爆撃の被害を伝えているほか、イスラム国の戦闘員へのインタビュー(アラビア語音声・英語字幕、フランス語音声・アラ英字幕)もあり、フランスでの新聞社等連続銃撃事件について言及している。

Inside
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※以下、ジョン・カントリー氏の関連動画のリンク先をまとめ、再掲する。

関連エントリ『イスラム国により拘束中の英国人記者ジョン・キャントリー氏 モスル市内からレポート 普段どおりの市民生活を紹介して「市民の苦難」を伝える各国メディアの捏造を一蹴』
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↓関連エントリ『イスラム国により人質となっている英国人記者ジョン・キャントリー氏がシリア・トルコ国境地帯の都市コバニ(アイン・アルアラブ)から実況レポート』
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関連動画ナンバー:017(Intro.) 026(Ep.1) 040(Ep.2) 063(Ep.3 069(Ep.4) 077(Ep.5) 089(Ep.6)
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Episode 3 John Cantlie
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パリ連続襲撃事件の女容疑者か イスラム国の宣伝動画にアヤト・ブメディエンの姿

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 動画ナンバー:136
題名:إليكم_يا_بني_قومي_رسالة
和訳:祖国の同胞にメッセージ
公開日:2015年2月3日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)
情報源:バラカ県広報部(イスラム国傘下)
※動画の音声はフランス語 アラビア語字幕付き 
【動画の内容】
フランス語を話す戦闘員が、1月にフランスで起きた新聞社襲撃、銃乱射事件の実行者を称賛し、フランスのイスラム教徒に対してイスラム国への移民か、フランスで同様の襲撃事件の決起を呼びかけるもの。

CNNの報道によると、この動画の中で、当該事件に関与した疑いでフランス当局が行方を追っている、アヤト・ブメディエン容疑者とみられる女が映っている。ブメディエン容疑者は、パリの食品店で1月9日に起きた立てこもり事件の実行犯、アメディ・クリバリ容疑者と親しい関係だったとされる。
画像の右側に立っている迷彩色のマスクの人物が女性の様に見え、おそらくブーメディエン容疑者である。↓↓↓
ブーメディエン容疑者(右)と見られる人物の画像2
ブーメディエン容疑者(右)と見られる人物の画像3

↓アヤト・ブメディエン容疑者(左)とアメディ・クリバリ容疑者アヤト・ブメディエン容疑者(左)とアムディ・クリバリ容疑者

イスラム国 ヨルダン軍パイロットを殺害する動画を街頭で公開 ラッカ市民にインタビューして感想を聞く

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動画ナンバー:135
題名:فرحة المسلمين بحرق الطيار الأردني
和訳:ヨルダン人操縦士の焼殺を喜ぶイスラム教徒たち
公開日:2015年2月4日
組織名:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)
情報源:ラッカ県広報部(イスラム国傘下)
※動画の音声はアラビア語のみ
【動画の内容】
イスラム国に敵対する有志国連合軍の空爆作戦に参加していたヨルダン人パイロット、ムアーズ・カサースベ中尉が焼殺される内容の動画を、ラッカ市街頭で公開し、住民にインタビューして感想を聞く。
「空爆をしていた者を焼き殺すのは、相応しいやり方だ」など、それぞれ歓迎のコメントを述べている。

 

イスラム国の中枢ラッカから反イスラム国の立場で発信するツイッターアカウント「Abu Ibrahim Raqqawi」 後藤健二氏が掲げていた写真とヨルダン軍パイロットの処刑場所の一致点を指摘

ヨルダン軍パイロットの殺害ニュースを受け、イスラム国が拠点としているシリア北部の都市ラッカから、反イスラム国の立場で情報を発信しているツイッターアカウント「Abu Ibrahim Raqqawi」の過去のツイートが、アラビア語圏のツイッター界で大きな話題となっている。

このアカウントでは、イスラム国が公開した画像の中で後藤健二氏が持たされていた写真の背景と、ヨルダン軍のパイロットであるムアーズ・カサースベ中尉の殺害場所の一致点を指摘している。

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 ムアーズ氏の髭の濃さだけが違っているが、その他の場所の特徴は一致している。

後藤健二氏に持たせる写真として、ムアーズ・カサースベ中尉の新たな写真を撮ることが既に不可能であったとすれば、処刑の際に撮影した映像を加工した写真を持たせたこととの整合性が見いだせる。やはり、カサースベ中尉は先月の早い時期に殺害されていたと見るべきであろう。


イスラム国の中枢ラッカから反イスラム国の姿勢を発信するツイッターアカウント「Abu Ibrahim Raqqawi」  ヨルダン軍パイロットの殺害場所をGoogleEarthで特定か ※追記あり

ヨルダン軍パイロットの殺害ニュースを受け、イスラム国が拠点としているシリア北部の都市ラッカから、反イスラム国の立場で情報を発信しているツイッターアカウント「Abu Ibrahim Raqqawi」が、現在大きな注目を集めている。
イスラム国がヨルダン軍パイロットのムアーズ・カサースベ氏を殺害したと見られる場所を、GoogleEarth上で特定している。

↓画像をクリックして、当該地点のグーグルアース(地図)を開きます。
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追記: なお、ツイッターアカウント「Abu Iburahim Raqqawi」のツイートによれば、有志国連合の軍機が以前この場所を空爆した際、イスラム国に関係する女性30人が焼死しており、イスラム国はその報復として、ムアーズ・カサースベ中尉の処刑場所に、ここを選んだとしている。

in this place more than30 female burned in Air Raids by the Coalition warplanes so they take Revenge

 

イスラム国の中枢ラッカから反イスラム国の姿勢を発信するツイッターアカウント 1月8日の時点でヨルダン軍パイロットの焼殺に言及

ヨルダン軍パイロットの殺害ニュースを受け、イスラム国が拠点としているシリア北部の都市ラッカから、反イスラム国の立場で情報を発信しているツイッターアカウント「Abu Ibrahim Raqqawi」の過去のツイートが、アラビア語圏のツイッター界で大きな話題となっている。

غير مؤكد : مجموعة من عناصر في تتحدث بفرح في المدينة عن تنفيذ حكم الإعدام على الطيار الأردني معاذ الكساسبة عن طريق الحرق


1月8日付のこのツイートによると、
『未確認情報:ラッカでイスラム国のメンバーのグループが、ヨルダン軍パイロットのムアーズ・カサースベ氏を焼殺により処刑したと、街中で喜々として話していた。』としている。

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ヨルダン当局は声明で、1月3日にパイロットのムアーズ・カサースベ中尉は殺害されたと発表しており、かなり早い段階でパイロットが殺害されていた点が一致する。また、殺害の方法は的中していた。

この発言について、「Abu Iburahim Raqqawi」は新たなツイートで、「この話を聞いた時、理解できず、確信をもってツイートできなかった。イスラム教徒を焼殺することはあり得ないからだ」と述べている。
 

عندما جائت الي أخبار حرق الطيار معاذ لم أستوعب الأمر وكتبت غير مؤكد لعلمي انه لا يوجد في الأسلام شيء اسمه حرق مسلم


 
アラブ圏で絶大な影響力を持つ識者ファイサル・カーセム氏が以下のとおり述べているように、イスラム教において炎を以て人を罰することは、アラーの神以外行ってはならないとされている。
 رابط دائم للصورة المُضمّنة

イスラム国 人質のヨルダン軍パイロットを焼殺 動画末尾で他のヨルダン軍パイロットたちの個人情報を公開し、懸賞金をかけ殺害を呼びかけ


動画宣伝バナー

【動画中、カサースベ氏発言主要部分の和訳は以下のとおり】
 
私の名前は、ムアーズ・サーフィ・ユーセフ・カサースベ、中尉、操縦士、
ヨルダン国籍で、南部のカラク出身です。1988年生まれ。ヨルダン空軍の将校です。
2009年、フセイン国王空軍アカデミーを卒業、その後も訓練を経て2012年にムワッファク・サルティ空軍基地の操縦士となりました。

(※自分が「撃墜」された時の作戦内容、及び状況の説明へ、省略)

…ヨルダン国民へのメッセージです。私たちの政府は、シオニスト(イスラエル)の手先です。もし、私たちがイスラム教を守りたいなら、なぜ我々は、何百万人ものイスラム教徒を殺したアサド政権の部隊に対して軍機を送らないのでしょうか。

そしてユダヤ人に対しても、我々は彼らの身近にいるのに、アクサーモスクやパレスチナのイスラム教徒の財産を守ろうとしないのか。

パイロットの家族の方々へ、あなた方の息子が、イスラム教徒を攻撃する作戦に加わるのをやめさせてください。あなたたちの息子が、私のようにならないために。あなた方が、私の妻や家族、親せきのような思いをしないために。

(※動画の最後、イスラム国の情報部門が、今回の空爆作戦に参加しているヨルダン人パイロットの氏名及び住所などの個人情報を公開するとともに、殺害した者には100黄金ディナール(イスラム国独自の通貨単位)を報酬として与えると宣言)

イスラム国 国連や赤新月社の援助物資を横流しか 安易な広報ミス

↓画像をクリックして広報画像一覧を表示
イスラム国アレッポ県広報部の配信画像

イスラム国のプロ的な広報・宣伝能力に対する評価は高いが、安易なミスとも受け取れる画像が配信され、アラビア語圏のSNSで話題となっている。

2日、イスラム国のアレッポ県広報部から、イスラム国のメンバーによってシリア人難民向けに援助物資を配給している画像が配信されたが、物資が収められている段ボール箱には、WFPや赤新月社のマークが入っており、単なる横流しではないかとの指摘が上がっている。

↓援助物資の段ボールの上にイスラム国のロゴを張り付けている
イスラム国アレッポ県広報部の配信画像2

↓この写真では、イスラム国のロゴがはがれた段ボールが映っている。
イスラム国アレッポ県広報部の配信画像1

↓おそらくは赤新月社と国連のWFPのロゴであると推測される。
イスラム国アレッポ県広報部の配信画像3

こうした指摘に指摘に対し、イスラム国側の支持者らは、「援助物資の出所が、寄付品だろうと戦利品だろうと違いはない」と反論しているが、広報効果上のマイナスは否めず、安易なミスと言える。

イスラム国 後藤健二氏を殺害か ネットを通じて動画を公開


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