EWdZNlQ

チュニジアでの博物館襲撃事件に関し、上記の画像とともに、「チュニジアのアンサール・シャリーアによる犯行声明」と一部で報じられているテキストが、インターネット上で流布している
ただし、この声明の終わりに次のような記述があることに注目すべきである。

أمّا عمّن يتبنّى العمليّة ولمن ينتسب الشّهيدان؟ فلن نجيب عن هذا الآن لنستمتع أكثر بتحاليلكم المضحكة وعويلكم وبكائكم في تلفزيوناتكم وراديوهاتكم، ولنضحك أكثر على عدم كفائة المرتدّين أسيادكم:
 
『それでは、今回の作戦を実行したのは何者なのか? 2人の殉教者は誰の配下なのか?
今はこの問いに敢えて答えない。お前たちの笑止千万な分析を聞き、お前たちがテレビやラジオで嘆くのをもっと見て、お前たち背教者の無能ぶりを笑うとしよう。』

すなわち、この声明の発信元となった、SNSアカウント運営者「イフリキヤ・イアラム」は、実行犯2人の背景について更なる情報を有しているが、敢えて言わない態度を取っているのである。したがって、現段階でこの声明を「チュニジアのアンサール・シャリーア」と断定することは、時期尚早であろう。さらなる声明の発出が待たれる。