4月2日に発生したケニア東部ガリッサの大学襲撃事件で、ソマリアのジハード主義組織「アッシャバーブ」(アル・シャバーブとの表記もあり)が、4日(日本時間5日)、作戦に関する声明を公表した。なお、アラビア語版と同時に英訳版も用意されている。

アフリカのジハード主義組織の広報を行っているSNSアカウント運営者「イフリキヤ報道」によって、声明のPDFファイルが拡散されており、信憑性は高い。

内容的には、これまでケニア当局が行ってきたイスラム教徒に対する弾圧を指摘した上で、報復として今回の作戦を実行したとしつつ、イスラム教徒には危害を加えなかった点を強調している。

そして、現ケニア政府を支持している国民に対し、イスラム教徒への迫害が続く限り安全はないと警告した後、ケニア政府に対しては、「お前たちには言葉ではなくケニア国民の血を以てメッセージとする。せいぜい国民の墓穴を掘り、棺桶を準備しておくが良い」と述べている。

その全文を以下掲載する。

↓画像をクリックすると拡大します。
アッシャバーブ 大学襲撃 アラビア語声明
アッシャバーブ 大学襲撃 アラビア語声明2

アッシャバーブ 大学襲撃 英語声明
アッシャバーブ 大学襲撃 英語声明2