イスラム国が公認するアフガニスタン支部組織「ホラーサーン県」が、今月18日に実行したと見られていたジャララバードの銀行前における爆発事件については、当ブログの記事でも取り上げた。以下、CNNによる報道の引用。

カブール(CNN) アフガニスタン東部ジャララバード市内の銀行前で18日朝、オートバイに乗った男が自爆し、地元保健当局の報道官によると少なくとも33人が死亡した。イスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の下部組織を名乗るグループが犯行声明を出した。

ところが、27日、イスラム国は「アウマーク通信」の報道を通じて、事件への関与を否定する声明を発した(アウマーク通信については当ブログ過去記事参照)。

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声明では、イスラム国としての「ジャララバードにおける作戦」への関与を否定し、事件とイスラム国を結び付ける情報を嘘だと断じている。そして、罪なきイスラム教徒を殺害すれば厳罰が下るとのコーランの一節を引用しつつ、イスラム国は正義に反する流血は行わないと強調している。

また、声明の番号が第1号である。すなわち、これがイスラム国「ホラーサーン県」としての、初の文書による公式声明である。

事件については、アフガニスタンの大統領までもがイスラム国によるものと発表していたが、これまでイスラム国からの公式の声明は確認されておらず、その関与をうかがわせるのは、ツイッターを通じて支持者が拡散した情報だけだった。