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題名:جزاءً وفاقاً
和訳:等しい報い
公開:2016年3月25日(日本時間26日)
組織:イスラム国(IS、旧ISIS又はISIL)
出所:ニナワ県広報部(イスラム国傘下、旧イラク領)
音声:アラビア語、フランス語(アラビア語字幕)
重要:★★☆☆☆
【内容及び解説】
ベルギーの首都ブリュッセルにおける空港・地下鉄連続爆破事件に関する、イスラム国からの宣伝動画。フランス語話者のベルギー出身戦闘員たちが、欧米諸国の不信心者たちに向けてイスラム国の街中からメッセージを発する。
動画冒頭、イラクのモスルでの「十字軍連合」による空爆の被害の映像と、ベルギーの事件に関するニュース映像を引用して、「十字軍世界よ、痛みを思い知るがいい。イスラム教徒が味わっているように、お前たちも死の盃を味わうがいい」、「イスラム教徒の血が無駄に流されると思っているなら誤りだ。お前たちは幻想を抱いている。」といったアラビア語のナレーションが流れ、ベルギーでの一連の事件を同害報復であると位置づけている。
↑爆発し吹き飛ぶベルギーのイメージ映像
その後、フランス語話者のベルギー出身戦闘員たちが登場し、広報センターや街の通りから、不信心者の欧米諸国に向けてメッセージを発する。
『聞け、不信心者ども。我らは今日、素晴らしい知らせに歓喜している。この喜びを、イスラム教徒の視聴者たちと分かち合いたい』
『享楽に現を抜かしていた者たちよ、そんな時代は終わった。お前たちは戦いの時代に入ったのだ。新たな時代では、お前たちの街の通りに血が流れる。今回の事件は、お前たちにとって悪夢の始まりに過ぎない。』
『イラクとシリアのイスラム教徒の血が無駄に流れることはない。我らは必ず勝利するだろう』
↓ブリュッセルでの攻撃を祝って子どもたちに菓子を配る
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