関連情報は、随時アップする予定。

【新着】
日本時間7月3日0時40分ごろ配信のアマーク通信記事の内容は以下のとおり。
『イスラム国の戦闘員がバングラデシュのレストランを攻撃し、有志連合諸国の市民22人を殺害』
 アマーク通信 ダッカ発 昨日夕刻、バングラデシュの首都ダッカのジュルシャン地区で、イスラム国の戦士5人が、外国人が よく訪れるレストラン「アルティサン」を攻撃した。
 イスラム国の戦闘員たちは、レストランの客らを拘束して身元を確認し、イスラム教徒については解放し、外国人22人を殺害したほか、バングラデシュ警察の将校2人も、戦闘の際に死亡した。また、この作戦により、およそ50人が負傷した。
アマーク通信の取材源によると、イスラム国の戦闘員たちは、ナイフ、肉切り包丁、自動小銃、手榴弾を使用して攻撃を行った。また、今回の攻撃は、イスラム国と戦う有志連合に対するイスラム国の戦闘員による作戦の一環として行われたとしている。(以上) 


【以下、これまでの情報】
「アルバヤン」トルコ語
・日本時間7月2日22時26分配信のイスラム国公式ラジオ放送「アルバヤン」(トルコ語版)にて、事件は「カリフ国の兵士」によるものと発表。ダウンロード・リンクはこちらから(なぜトルコ語版が先行したのかは不明)。

・共同通信の報道によると、救出された日本人男性は、建設コンサルタント会社社員の渡辺玉興(ワタナベ・タマオキ)氏、Linked Inに渡辺氏の写真付プロフィールがある。また、ロイター通信によると、日本時間7月2日17時現在、日本人7人の安否が不明(※その後、菅官房長官が23時半の記者会見で、7人全員の死亡を確認)。

・イスラム国系メディアの「アマーク通信」は、イスラム国の戦闘員が殺害した外国人の遺体の画像3枚を配信した(当ブログでのリンクの公開は控えることにする)。また、イスラム国のサイバー部門「カリフ国の子孫軍団(Sons of Caliphate Army)」を名乗るSNSアカウントが、この3枚の画像を利用した宣伝バナー画像を配信している(いずれもネット検索で簡単に入手可)。

・イスラム国系メディアの「アマーク通信」は、ダッカのレストラン立てこもり・人質事件について、本記事下部に掲載した速報(日本時間7月2日午前中までに英語、アラビア語で5本ずつ)を配信した。
 
・6月30日から7月1日にかけて、バングラデシュではダッカのレストラン立てこもり以外にも、南東部でイスラム国の戦闘員が、仏教政党の指導者やヒンドゥー教徒を暗殺したとする事件が発生していた(アマーク通信の配信速報による情報。速報画像(英語版)リンクはこちらこちら)。

・6月29日、イスラム国系メディアの「アマーク通信」は、イスラム国の組織がある国々一覧の画像を配信しており、バングラデシュに「秘密組織(Covert Unit)」がすでに存在すると表明していた。


↓英語版アマーク通信の速報バナー(マウスオンで配信時間を表示、クリックで拡大)
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日本時間7月2日0505AM配信
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↓アマーク通信(アラビア語版)速報バナー(マウスオンで配信時間を表示)
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日本時間7月2日0438AM
日本時間7月2日0455AM配信
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