20160702_IS_Statement_Bangladesh

日本時間2016年7月3日午前0時過ぎ、バングラデシュでの日本人7人殺害事件について、イスラム国から上の公式声明が発出された。和訳は次のとおりである。
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イスラム国 バングラデシュ
速報「バングラデシュのダッカでの攻撃により、
十字軍 22人と警察将校 2人を殺害」
ヒジュラ暦 1437年 ラマダン月 27日
アラーの恩寵と祝福のお陰で、綿密な観察と調査により、5人の殉教の騎士たち(アラーよ、彼らを受入れたまえ)が、バングラデシュのダッカで十字軍諸国の市民どもの集いに向かって出撃し、十字軍たち 22人を殺害し、その中には 7人のイタリア人が含まれていた。 また、ベンガル警察の将校2人を殺害し、50人超を負傷させた。 イスラム教徒を空爆で殺害する限り、ジハード戦士たちの攻撃から安全な場所はないということを、十字軍諸国の市民どもに教えた。 この次の攻撃は更に激しく、酷いものになるだろう。 アラーはその命令を必ず施行されるが、ほとんどの人々は そのことを知らない。
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※追記(2016年7月23日) 
この当ブログの和訳記事を利用して、下の画像を引用しながら「テレビ朝日が誤報を流した」などという話が一部で出回っているが、下の画像は、2015年10月にバングラデシュのロングプールで日本人1人が殺害された事件に関する過去の報道であり、今回のダッカでの日本人7人殺害事件とは関係のない声明である。したがって、テレビ朝日の当該報道は誤報などではない。
2015年10月4日の声明
こちらの声明については、当ブログの過去記事も参照してほしい。