イスラムのために戦うジハード戦士は、爆薬を満載した車両などで敵軍に突っ込むなど、自らの命を犠牲にして戦果を挙げる「イスティシュハーディ(殉教)作戦」を行うことで知られている。ところで、決死の覚悟に変わりはないものの、自らの命を犠牲にすることを必ずしも前提としない「インギマーシ(突撃)作戦」と呼ばれる作戦が行われることがある。

上の映像は、たった2人の若きジハード戦士が、敵の拠点に突撃して重機を爆破するという極めて危険な「インギマーシ作戦」を見事に成し遂げて無事に帰還するまでの状況を、頭部にカメラを装着して自ら撮影した実況レポートとなっている。「インギマーシ作戦」がどのようなものか、具体的に知ることができる貴重な資料である。

この映像は2017年4月9日にイスラム国ニナワ県広報部から新たに配信された宣伝動画「Maukib Al-nur(光の行列)2」の一部として公開された。この宣伝動画では、モスルにおけるイスラム国とイラク軍の戦闘で、イスラム国のジハード戦士たちが行った殉教攻撃の空撮が多数公開されている。

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