2017年6月2日午前1時ごろ(日本時間)、フィリピンの首都マニラにあるホテルやカジノなどが入った複合施設で、男が銃を発砲した後に放火した事件で、36人が死亡した。
翌2日、イスラム国からこの事件に関する声明が出された。「速報 マニラでの捨て身の攻撃により敵であるキリスト教徒およそ100人が死傷」と題し、「同志であるアブ・カイル・アルカビリが、フィリピンのマニラにある「リゾーツ・ワールド」というリゾート施設で、敵であるキリスト教徒たちの集まりに銃を持って突撃した。そして殺害と懲罰を行った後、殉教した。攻撃の成果は、キリスト教徒およそ100人を死傷させた」などとしている。
この声明が出される直前、イスラム国系メディアの「アマーク通信」も速報で、「アマク通信セキュリティ筋によると、イスラム国の戦士たちが、昨日のフィリピンのマニラにおける攻撃を実施した」と短く報じた。複数形で「戦士たち」とされており、単独犯ではなく、共犯ないし協力者がいるものと見られる。
犠牲になったのは火災による煙のようですし銃で武装しているのに人質を取ったり人に向けて無差別に発砲した訳でもない。しかも1億1300万ペソ相当のチップをリュックサックに入れてる点など明らかにIS関係のテロとは異なると思います。本当にIS関係の犯行なのでしょうかね?