20170818_IS_Spain_Double_Attack_Statement

NHKの報道によると、スペイン北東部バルセロナの中心部で17日、車が人混みに突っ込み、外国人観光客を含む13人が死亡、120人がけがをしたほか、バルセロナから南西におよそ120キロ離れた海沿いの町、カンブリスでも男5人が乗った乗用車が歩行者を次々とはねて1人が死亡、警察官を含む6人がけがをした。

この2つの事件について、イスラム国(IS)から公式の「犯行声明」の画像が配信された。「スペインでのカリフ国の戦士たちによる攻撃で120人超の十字軍市民及びユダヤ教徒が死傷」と題する声明では、事件は2つのグループに分かれたジハード戦士たちにより同時に行われたとしている。

なお、NHKによると、「一連の事件に先立つ16日夜には、バルセロナからおよそ200キロ離れた町の住宅で大きな爆発があり、警察では、犯行グループが製造していた爆発物が何らかの原因で爆発し、メンバーが犯行を急いだ可能性もあると見ている」と報じている。

多数の人物が関与している作戦の規模の割には、「実行犯」の画像やメッセージ動画などは今のところ配信されてない。爆発物を用いた大規模な作戦の準備段階で失敗し、車による突っ込みという、本来は「ローン・ウルフ」型の犯行として行われる容易な作戦に急遽切り替えた可能性がある。

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スペインでの攻撃に関するイスラム国からの声明の英語版