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NHKの報道によると、ロンドン南西部の地下鉄「パーソンズグリーン」駅の近くで、15日朝、車両のドア付近に置かれた爆発物が爆発し29人が負傷した。警察は手製の爆発物を使ったテロ事件として、地下鉄の車内などに設置されている監視カメラの映像を分析し容疑者の特定を急いでいると伝えている。また、NHKによると、IS系メディアの「アマーク通信」がインターネット上で「爆発を実行したのはISの部隊だ」とISによる犯行を主張した。

↓ロンドンの事件に関するアマーク通信の速報バナー画像
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アマク通信の報道のほか、事件に関するイスラム国からの公式声明の画像も、アラビア語に加えて英語及びスペイン語でもネット上に配信されている。声明では、「複数の爆弾が設置され、その内の一つが爆発した」と主張している。この点について、英BBC放送のフランク・ガードナー治安担当編集委員は、「爆弾が部分的に作動しなかった可能性があり、場合によっては遥かに酷い事態になっていた可能性がある」と指摘している。

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20170915_IS_Britain_London_Train_Bomb_Statement_Spanish
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