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番号:214
題名:قصف اليهود في عسقلان المحتلة بصاروخ غراد
和訳:占領地アシュケロンのユダヤ人をグラッドミサイルで砲撃
公開:2015年9月21日
組織:エルサレムのウマル・ハディード師部隊
(سرية الشيخ عمر حديد - بيت المقدس)
出所:エルサレムのウマル・ハディード師部隊の公式ツイッターアカウント
音声:アラビア語
【動画の内容及び解説】
パレスチナのガザ地区は、イスラム主義組織の「ハマス」による実効支配が続いているが、イスラム法「シャリーア」の即時適用を主張するサラフィー主義者に対する取り締まりを続けている。
こうした中、2015年の6月から「エルサレムのウマル・ハディード師部隊」と名のる新手のジハード主義組織が登場し、ガザ地区からイスラエル領内のアシュケロンやアシュドッドに向けてロケット弾による攻撃を繰り返している。サラフィー主義者を弾圧するハマスを批判する声明のほか、イスラエルへのロケット砲撃の動画をインターネット上に公開している。
イスラム国をはじめとするジハード主義組織によって広く使用される「預言者ムハンマドの指輪」の紋章を象った黒旗が、「オマル・ハディード師部隊」の動画・声明にも用いられている。ただし、イスラム国との関係は現時点で明らかではない。「ウマル・ハディード師」とはパレスチナにゆかりのある人物ではなく、2004年にイラクのファルージャでアメリカ占領軍との戦闘によって殉教したイラク人のジハード戦士である。このことから、将来的にはイスラム国との連携、そしてバグダディ指導者への忠誠も視野にいれているとも考えられる。
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