シリアの反政府勢力「シリア解放機構(Hay'at Tahrir al-Sham)」が発表した2017年10月1日付声明によると、最高意思決定機関である「シューラー評議会」において、アブ・ジャービル・シェイク総司令官の辞任が了承され、アルカイダ系組織の「ヌスラ戦線」をかつて率いていたアブ・ムハンマド・ジュラニ副司令官が当面の組織運営を担うことになった。また、アブ・ジャービル・シェイクは、シューラー評議会の議長に任命されたとしている。
なお、アラビア語紙の報道では、最近シリア解放機構から主要な反政府組織の分離や著名な幹部の離脱が相次ぐ中、組織の引き締めを図るために、すでに事実上の指導者であったジュラニが名実ともにトップに就任したと報じている。
なお、アラビア語紙の報道では、最近シリア解放機構から主要な反政府組織の分離や著名な幹部の離脱が相次ぐ中、組織の引き締めを図るために、すでに事実上の指導者であったジュラニが名実ともにトップに就任したと報じている。
シリア解放機構の系列メディア「イバー通信」による関連報道