イスラム国の支持者でつくるSNSコミュニティでは、イスラム国の支配地域の小学校で使用されている教科書が話題になっている。
やはり、世界60か国の十字軍連合と戦時中にあるという世相が繁栄されている。例えば、次の小学校3年生「算数」の表紙のデザインは、まさに戦時中を感じさせる。
次に、小学校2年生「算数」から筆算の問題。
「70人のジハード戦士がスクナ(※シリア中部の都市)解放作戦に参加しました。進攻できたジハード戦士は29人だけでした。進攻できなかったジハード戦士は何人でしょう?」
また、イスラム国の教育課程では、小学校4年生から英語が始まる。グローバル・ジハード時代への対応には、カリフ国であっても英語の早期教育は必須ということだろうか。
ちなみに、こちらが英語の教科書の表紙である。
中身もなかなかユニークで面白いが、また機会があれば紹介したい。
何と言っても、流石にカリフ国というだけあり、イスラム教の世界観が、理科教育にも反映されている。
例えば、小学校1年生「理科」では、生き物は羽、毛、皮、殻、鱗で覆われているという説明が図とともに記されているが、その大前提として、こうした生き物は至高のアラーによって創造されたものだと明記されている。
全体として、多くの学習時間は、イスラム教の教育に当てられており、聖典クルアーンや預言者ムハンマドの伝記といった教科がある。これらの教科書を読むと、いわば「生まれながらの」イスラム教徒たちが、幼少時からどのようにイスラム教について自然に学んでいくのかを知ることができる。日本人の研究者のように、大人になってから小難しい専門書を読んでイスラム教を知るのとは、大きく違う世界がそこには広がっている。
当ブログ管理人は、こうした教科書を大量に入手したので、今後解析を進めるとともに、時折このブログで紹介していきたい。
やはり、世界60か国の十字軍連合と戦時中にあるという世相が繁栄されている。例えば、次の小学校3年生「算数」の表紙のデザインは、まさに戦時中を感じさせる。
次に、小学校2年生「算数」から筆算の問題。
「70人のジハード戦士がスクナ(※シリア中部の都市)解放作戦に参加しました。進攻できたジハード戦士は29人だけでした。進攻できなかったジハード戦士は何人でしょう?」
また、イスラム国の教育課程では、小学校4年生から英語が始まる。グローバル・ジハード時代への対応には、カリフ国であっても英語の早期教育は必須ということだろうか。
ちなみに、こちらが英語の教科書の表紙である。
中身もなかなかユニークで面白いが、また機会があれば紹介したい。
何と言っても、流石にカリフ国というだけあり、イスラム教の世界観が、理科教育にも反映されている。
例えば、小学校1年生「理科」では、生き物は羽、毛、皮、殻、鱗で覆われているという説明が図とともに記されているが、その大前提として、こうした生き物は至高のアラーによって創造されたものだと明記されている。
全体として、多くの学習時間は、イスラム教の教育に当てられており、聖典クルアーンや預言者ムハンマドの伝記といった教科がある。これらの教科書を読むと、いわば「生まれながらの」イスラム教徒たちが、幼少時からどのようにイスラム教について自然に学んでいくのかを知ることができる。日本人の研究者のように、大人になってから小難しい専門書を読んでイスラム教を知るのとは、大きく違う世界がそこには広がっている。
当ブログ管理人は、こうした教科書を大量に入手したので、今後解析を進めるとともに、時折このブログで紹介していきたい。